top of page

合同練習にて

私の出身校である南砺福光高校はすでに廃校になってしまいました。

その時の恩師である「山瀬敦子」先生は高校の教員からは退職されて、現在は福光中学校の陸上部の部活動指導員をしながら、同部の選手の多くが所属する福光アスリートクラブにて指導しています。


今回は当クラブから、福光ACの練習に参加させてもらいました。


恵まれた環境と忍耐力


3時間の練習の中で、ウォーミングアップが約40分。この40分でうちの選手はみんなくたばっていました笑


ウォーミングアップには動的ストレッチと補強と動き作りが合わさっており、外は大雪でも体育館の中はポカポカになる程、バッチリ身体が動いています。


この日、体育館は全面貸切で、バスケットコート2面、2階には周回できるランニング走路もあり、中学校にも関わらずパワーマックスが2台常備されていました。


しかしながら、このクラブの強さは環境だけではありません


昨年中学2年で女子走り高跳び1m60(全中標準記録)を跳んだ片岸(こども陸上クラブホップ卒業生)は「週2回地獄があります」と笑って話します。


福光ACの選手たちも自分達が行っている練習メニューが地獄(のようにきつい練習)だと感じながらも、耐え抜く忍耐力があります。


懐かしいのは私が高校の頃、組まれている尋常じゃない辛さの練習を行いながら、動きの指摘を先生からずっと言われ続けていた時に嫌すぎで逃げ出したくなったのを思い出しました。


そりゃ、中学生たちは、メニューは違えど同じ先生に習っているのだからきついだろうと笑



福光中学校体育館にてワニ歩きを行う
ワニ歩き


自らメニューをこなしていく

今年、福光中学は県選手権で女子総合優勝を果たしています。彼女らの秘密はどこにあるのだろう?

総合優勝を果たすには、さまざまな種目で満遍なく入賞を果たす必要があります。短距離だけ強くてもできない、跳躍だけ強くてもできないのです。


つまり、彼女らはそれぞれ別種目の練習を行っており、自分で練習を行える力を持っています。


10時半ごろから種目別練習に別れました。

砲丸、ハードル、幅跳び、短距離、走り高跳びと5種目とプラスで怪我人メニューの子もいます。

渡されたメニューを自分で進めていきます。


もちろん、中学生ですから、途中わからない種目もあります。それは都度先生に質問をして練習を行っています。


ポイントもある程度自分達で理解して練習していました。このメニューはこのためにやるよと、説明している子もいましたね。




当たり前じゃない


今回福光ACの練習に参加させてもらって本当にありがたい機会でした。


当クラブが使用している体育館にはマットがないので走り高跳びの練習が室内ではできません。


うちのクラブの選手たちにはこういった機会を「あたりまえ」なんて思わないでほしいです。一緒に練習させてもらっている、この環境を使わせてもらっている、雪の中保護者の方に送迎してもらっているということを「ありがたい」と思ってもらいたいです。


当たり前ではないと心の底から理解できて感謝の言葉が自然と口から出るようになった選手は、多くの人から応援されるし、中身の濃い練習ができると思います。



フォーカスでは自身の目標達成から全国の大舞台での戦いまで、本気で競技と向き合う選手を育成しサポートしていきます。


参加条件は競技会への出場を前提とした練習を行いたい選手であれば中学生、高校生誰でも参加可能です。


お申し込みはホームページのお申し込みページもしくはお電話で

「090−2836−1501」担当:川辺

Commentaires


​見学・体験申し込みはこちらから

メッセージが送信されました。1週間以内にご連絡させていただきます。

Presented by CLUB_HOP

bottom of page