年末忘年会
- 代表コーチ:川辺 マコト
- 2024年1月10日
- 読了時間: 3分
私が前職を退職して、陸上クラブを設立した時に、一番最初に感じたことは、「足が速くなりたい子ばかりではない」ということでした。
私が経験してきた陸上人生は結果を出すための努力の日々でしたが、それを求める子ばかりでないということは、私が職業としての陸上コーチをはじめて、最初の衝撃だったと思います。
だからこそ、結果を出すため以外のモチベーションは常に共に探してあげなければならないと考えています。
ドーナツを100個用意して映えを
3年前だったか、私が指導していたハイジャンクラブでは女子選手が多く、その子たちに,
なにか楽しいイベントを、と考えていました。
ある日「川辺さん、youtubeでバズるためにはモッパンですよ!」とある子が話しました。
モッパンとは韓国で流行っている、食べ物を食べるシーンを撮影したyoutube動画のことです。
「みんなでミスド大量に食べましょうよ!」
と話すのでした。
「おいおい、川辺の奢りでドーナツ食いたいだけやろ笑」
まぁ、たまにはそんな日があってもいいなと始めた会でした。
翌年も行おうとしましたが、コロナの影響でみんなでご飯をたべるのは難しいと思い、翌年に延期したのでした。
翌年、OB、OGも呼んでみんなでドーナツを100個食べました。
人と人が仲良くなるために
昨年のドーナツ会では、 OB,OGを呼び、ハイジャンクラブとフォーカスの選手を集めドーナツ会を行いましたが、ここで出てくる問題は、この日、初めて会う子が出るというものでした。
まだ、中学生では初めて会った子と、すぐに仲良くなれるほどコミュニケーション能力の高い子ばかりではないですので、沈黙の時間にひたすらドーナツを食すという謎のイベントと化しました。
せっかくなら、ただ食べるだけではなく、みんなで仲良くなるためのイベントにしたいと思い、今回は「大運動会」と題して、イベントを行いました。
大運動会の景品
今回はドーナツ50個と、大量のお菓子を用意。
運動会の結果によって賞金(チケット)が渡され、景品と交換できるというものでした。





わかりにくいかもですが超大量のお菓子を前にみんなで乾杯です。
総額、、、2万5千円くらいですかね。
ここからがみんなでバトルです。

目隠し片足立ちをしたり。。。(めっちゃおもろい姿勢で耐えとる笑)

綱引きをしたり。。。(こういうところにも練習のパワーポジションの成果が現れますね)

縄跳び耐久戦をしたり。。。(地味にきつい)
玉入れをしたり。。。(実は一番盛り上がる)
とにかくみんなでできることを入れてチーム対抗戦で戦いました。
手に入れたお金(?)でドーナツやお菓子と交換(おいしそう。。。)
出る人間力
やはりこういった活動でも個性や、その子の特性、人間力は出てくるなと感じました。
いつも話さないOGとコミュニケーションを取れる中学生もいれば、もじもじしてなかなか自分の意見を言えない子。
獲得したお金で、自分が好きなように好きなものを買う子や、他の子とお金を出し合って一つの大きな景品をもらって分け合う子。
当たり前ですが、ここにきている子たちは今日食べるものに困るような子ではありませんので私利私欲よりも、協調性を大切にできることの方が長い目で見ると陸上競技でも大成すると考えています。
このようなイベントなどを通して、人間力の育成も行っていきたいと思います。
フォーカスでは自身の目標達成から全国の大舞台での戦いまで、本気で競技と向き合う選手を育成しサポートしていきます。
参加条件は競技会への出場を前提とした練習を行いたい選手であれば中学生、高校生誰でも参加可能です。
お申し込みはホームページのお申し込みページもしくはお電話で
「090−2836−1501」担当:川辺
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