これまで、走り高跳びで全国大会に出場した6人の選手の指導に関わらせてもらいました。山田佑香、福島龍二、山田歩有子、徳田瑠南、日尾芽愛、林迅哉です。
富山県の高体連の練習会などでもコーチを務めさせていただき、北信越合宿の富山県開催の指導を2度させていただきました。
やはり一番相談をされるのは、「背面跳びができません。どうしたらいいですか?」というものです。
背面跳びができません
股下で跳ぶはさみ跳びに比べて、背面跳びは背中で越えるため理論上15~20cm近くベスト記録が伸びる可能性があります。
140cmちかくはさみ跳びで跳ぶ女子選手を中学生の大会でたまに見かけますが、この選手は練習次第で1m60の全中標準記録を越えられていた可能性が高いです。
背面跳びができない原因の多くは、目で見えない部分の動きがイメージできないということです。
つまり、背面跳びをやれば、背面跳びができるようになるわけです(なにいうとんねん)
後ろ向きの運動を行う
lesson1 後転
まずは後転の練習から始めることをお勧めします。
中高生で初めて背面跳びを行う時にうまくできない選手の多くはその前段階の運動で躓いていた可能性があります。後ろ向きの運動がスムーズに行えれば、目で見えない部分の動きを頭のイメージで補うことができ、背面跳びができるようになりやすいです。
ここでは、開脚後転を行っていますが、後転の次のレベルとして、開脚後転→手を使わない開脚後転ができると良いと考えます。
lesson2 跳び後転
次に、後ろ向きで跳んでから後転を行うステップに移ります。
後ろ向きに跳ぶこと自体に恐怖を感じる選手もいるため、まずは後ろ向きで跳ぶだけでもいいと思います。その際は背中を着く。それができたら、肩甲骨あたりを着くと良いでしょう。
動画では選手が、横向きに回転してしまうことがありますが、実際は、それでも背面跳びにつなげられるでしょう。基礎練習として、後転がきれいに回るようこの練習を使えるといいですね。
このシリーズ少しずつ更新していこうと思いますので、またよかったらご覧ください。
フォーカスでは自身の目標達成から全国の大舞台での戦いまで、本気で競技と向き合う選手を育成しサポートしていきます。
参加条件は競技会への出場を前提とした練習を行いたい選手であれば中学生、高校生誰でも参加可能です。
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